クイーンズタウンに引っ越して来て3週間が経ちました。
今滞在中のホテルでの生活もあと残すところ1週間となりました。
勿論部屋が空いていれば宿泊の延長はできますが、ハニー様の職場がアコモデーション代を出してくれるのは最初の1ヶ月だけなので、その期限に合わせてそそくさとホテルを出ます。
正直、居心地の良いところではないですしね。
色々腹が立つ事もあったし、未だに腑に落ちない事もあるので。
当初の予定では、この1ヶ月の間に住まいを見つけるつもりでいました
オークランドにいる時からネットで下調べをして、クイーンズタウンにある全ての不動産屋さんを回って情報を集め、広告も端から端までチェックして、
trade meも毎日チェックして、open homeにも何軒も行って・・。
時間が許す限り探したのですが、なかなか私達の条件に合う物件が見つからず
エリア、家の状態、部屋数、築年数、庭の広さ、ガレージの大きさ、そして勿論お値段・・、なかなか納得できる家に出逢えませんでした。
そして家を売買するという事について、Kiwiの考え方と私の考え方、多分一般的な日本人の考え方なのだと思いますが、その違いにも気付かされ、本当に色々勉強させてもらいました!
で、結果、とりあえず一旦家探しを中断しようという事になりました。
何も焦って見つける必要もないし、思えば今すぐ絶対に持ち家が必要という訳でもなく、何より今の状態では色々な条件に対して妥協しなくてはなりません。
大きなお買い物になるので(NZでは一生に1回ではなく3回ぐらい買い替えますが・・)、じっくり時間をかけて吟味して、私達が納得できる家を見つけたいと思っています。
一旦中断はしますが、アンテナはだけは張り巡らせておかなくてはいけませんね
そしてその間にお財布の中も豊かにさせないと・・
物価の高いクイーンズタウン、当面はコレが1番の問題になります(苦笑)
という訳で、ホテルを出てからはフラットをする事になりました。
普通に家を借りようと思ったのですが、クイーンズタウンはレントも高いですね。
というか、オークランドの場合は物件の数も多く、エリアを選べば買うにしても借りるにしてもお値打ちなのですが、クイーンズタウンは町そのものが小さいのでそうは行きません。
オークランドで生活していた様に2人でのん気に生活できれば1番過ごしやすいのでしょうが、レントを考えるとちょっともったいない気もします。
という事で、フラットを探し出したのでした。
クイーンズタウンの情報誌を元に6軒ぐらい見に行ったでしょうか。
中には情報誌に書いてある条件とは全く違うフラットもあったり、20代前半の子ばかりが住んでいて(その中の1人の両親の持ち家)、バスルームを見せてもらったらパーティーばかりしてるのか風船が20個ぐらいあったり
結局”住みたい!”と2人ともが思ったフラットが1軒だけ、そして連絡を入れたら、もう決まってしまったという事で振り出しに。
そんな時に、スーパーの掲示板で日本語で書かれたフラットメイト募集の広告を見たのでした。
とりあえず連絡をして見に行った私達、本当に気に入ってしまって
オーナーは日本人とイギリス人のカップルで、彼らもパーティーでワイワイ騒がない様な大人に住んで欲しいとの事で、その日のうちに決まりました!
ハニー様が歩いて仕事に行けるという距離も私達にとってはラッキーでした。
オーナーの日本人女性曰く、「電話でオークランドから引っ越して来たって聞いて、オークランドは新しい家しかないからきっと嫌がられるよって思ってた!」と。
いえいえ、オークランドにだって古い家はいっぱいあるし、むしろ今はクイーンズタウンの方が新しく家が建ってますよ!
それに、私達がオークランドで住んでた家だって、1950年代に建てられた家ですから、何の問題もありません!
私達にとって何のマイナスポイントもないフラットが決まって、大満足です!
勿論住んでみないと分からない事もあるでしょうが、今のところ不安はありません
フラット生活が始まったら、やっと本当にクイーンズタウンに住むという事になるのですね。
それと同時に、私にとっては人生初のフラット生活の始まりとなります!
そうそう、家を探している時もフラットを探している時も思った事を1つ。
オークランドにいる時、”家を探すなら雨の翌日に見に行け”と言われました。
というのは、leaky home、要は水漏れをする家かどうかを見極めるためにです。
leaky homeは現在NZでは凄く大きな問題になっています。
私のオークランドの知り合いも2人leaky homeを買ってしまった人がいて、結局修理費は誰も出してくれないので自分達で払わなければいけないのだとか・・。
クイーンズタウンにもleaky homeは存在します。
実際家を見に行った時に不動産屋さんが「ココは安値で売りに出てるけどleaky homeだから見る価値はないよ!」と通り過ぎた家がありました。
が、クイーンズタウンは雪も降るのです
ドカッと雪が降った数日後にあるエリアに家を見に行った時の事、ホテル周辺や町中にはもうほとんど雪がないというのに、そのエリアに近付くにつれて雪深くなって行くのです!
道路も凍ってしまっていて、坂道なんかは運転もかなり危険な感じでした。
大きな雪だるまがまだあったり、子供たちが雪合戦をしてたり・・。
そうです、日が当たるエリアとそうでないエリアによってこういう差が出るという事です
家の中に入ってしまえば暖房などで寒くはないのでしょう。
でもその分電気代もかかるでしょうし、私の大好きな洗濯が快適にできないというのは大問題です
そしてやっぱり野良仕事を続けたい私達には日光が必要なのです
仕事をするにしても、やっぱりトリートメントルームは日当たりの良い、健康的な部屋にしたいですしね
必然的にそのエリアは私達の選択肢から外されました。。
フラットするにしても、です。。
真冬に引っ越して来て、しかも直後に大雪に降られて、アンラッキーだなぁ、なんて思ったりもしましたが、こういう一面を引っ越して来てすぐに見れたという点に関してはラッキーでしたね。
・・・ただのプラス思考なだけかもしれませんが
そんなこんなで、住まいに関してはとりあえず保留という事にして、フラット生活を始める事になりました。
これまで”急がば回れ”というのが得意でなく、というか好きではなかったのですが、”急がば回れ”という言葉が必要な時が来た様ですね
私生活がこれまでとはガラッと変わる事になりますが、その変化を楽しもうと思っています
次回は”仕事編”を書こうと思います。
いつになるかな
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