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- 2013.05.27 Monday
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babyにダウン症の可能性があると言われ、羊水検査を受ける事に決めた私たち、インバーカーギルの病院まで車で2時間かけて行って来ました。
つわりも治まりつつある時期だったので良かったですが、まだひどい時期だったらと思うと2時間のドライブはかなりきついですね。
でも今住んでいるクイーンズタウンでは羊水検査は受けられないのでしょうがない訳です。
インバーカーギルの病院に着いて、まずはナースから問診を受けました。
簡易尿検査も受けた様に覚えています。
それからランチを挟んで羊水検査を受ける事になりました。
「ちょっと甘めのモノも食べて、それから水もいっぱい飲んで来てね!」と言われたので、カフェでパンケーキとスムージーを頂いて、更にペットボトルの水も持ち込んでの羊水検査となりました。
羊水検査はドクターとその助手(?)、そしてレディオグラファーの3人にして頂きました。
まずはドクターとのお話。
検査の進め方やその後の過ごし方の説明、それからもし染色体異常がなかったとしても羊水検査によって稀に流産の可能性があるという事など、きちんと理解しておかないといけない事をゆっくり丁寧に説明して下さいました。
そしてそれを更に書面で確認してサインをします。
こんなにも重い意味を持つサインをしたのは初めてでしたが、”これが親になるという責任感か・・”というのを感じました。
そしていよいよ検査。
まずはレディオグラファーが通常のスキャンをしてbabyの状態をチェックします。
「しっかり育ってますよ!それに、僕から見ると何の問題もない様に見えるなぁ!」と。
それからスキャンを見ながらドクターと一緒にどの角度から注射を入れるかを決めます。
babyの動きを見ながら慎重に確認して行きます。
そしてお腹に消毒をして注射を入れます。
スキャンで確認しながら少しずつ入れて行く訳ですが、もちろんbabyも何らかの異変を感じ取る訳で、動きがそれまでとちょっと変わって来たりします。
そのbabyの敏感な動きにもしっかりと注意を払いながら、注射の角度や深さを変えて行き、そして羊水の採取をします。
必要量の羊水を採取したら羊水検査は終了です。
その後ちょっとの間ベッドに横たわったままで過ごし、最後にもう1回スキャンでbabyの確認をして全て終了!
特に何の問題もなく、スムーズに終わりました。
そしてスーパーでグロッサリーショッピングを済ませてクイーンズタウンに帰って来たのでした。
検査から1週間後、インバーカーギルのドクターから電話がかかって来ました
そう、結果の報告です!
「まだ全ての結果は揃ってないのだけれど、99%は手元に戻って来たよ。君たちのbabyに染色体異常は確認できなかったよ。ただまだ100%じゃないから、全部揃ったらまた連絡するから待ってて。」と!
99%ではあるけれど、本当に嬉しい報告でした。
そしてその報告があったのが私の誕生日だったのでした
そしてそれから更に1ヶ月近く経って、ようやく100%という結果を頂いたのでした
とりあえず大きな心配がなくなった訳です。
もちろん染色体異常が見つかったとしても産むつもりではいましたが、やはり同じ親になるという状況であっても心構えが違って来ますからね。
この事については、書くべきか書かないべきか、本当に悩みました。
極端にプライベートな事ですし、また読んで不快に思う方もいらっしゃるだろうと思ったので・・。
ただ私のプレママ生活の中で外せない大きな出来事ですし、親になると決めた以上きちんと記して行くべきだと個人的に思ったので、書く事にしました。
これからもこの小さな命を大切に育てて行こうと思っています。
今日は仕事がお休み。
1人で家にいるせいかいつもよりも寒く感じて、昼間から暖炉に火を点けてしまいました。
が、火を点けた途端に太陽が出て来て、日光浴できるぐらいに
寒いクイーンズタウン、やっぱり日当たりの良いところじゃないと私は住めないなぁ・・。
さて、13週の検診でのお話。
つわりが本当にひどい時期だったのですが、やっぱりエコーを通してbabyに会えるという興奮からか体調は普段よりもかなり良かったです。
そしてエコーで見るbabyもすっごく元気!
手も脚もバタバタさせていて、たまに体を反らして伸びをする様な動きも見せてくれて、口もパクパク動かしていて、もう本当に元気そのもの
スキャンをしてくれるレディオグラファーにも、「本当にアクティブなbabyね!動き過ぎて体長を測らせてくれないわ!」と言われるほど
「私達のDNAそのものですね!」なんて返したり。
それからちょっとbabyの動きが落ち着きつつあったところで、ハニー様が「今ぐらいの時期に性別が分かる事もあるって本に書いてあったんだけど、分かりますか?」と質問。
レディオグラファーは「もし分かったら知りたい?」と。
私達、2人揃って「もちろん!」と。
と、そんな話が聞こえていたかの如く、babyったらしっかりと脚を開いて、見せてくれたのです
baby boyだという事です
ハニー様、大喜び
私は、特に理由もなく、何となーく女の子がいいなぁと思っていたのですが、男の子だと聞いて、それはそれで嬉しくなり、色んな事を想像してみたり・・。
”男の子カラーの布で色んなモノを作ってあげよう!”とか、”ラグビーする様になるのかな?”とか・・。
何となーく女の子が欲しかった私ですが、何となーく男の子っぽいなぁと思っていたので、”第六感!?”と思ってみたり・・。
そんなこんなで2人にとってとっても幸せな13週の検診だった訳です。
が、その1週間ぐらい後の事。
ドクターから電話があり、「お話したい事があるんだけど、明日時間取れる?」と。
スキャンの時はいつも手紙でお知らせが来て、電話で予約のコンファームをするのですが、直接ドクターからの電話。
とりあえず「大丈夫です。」と答え、翌日ハニー様と2人でメディカルセンターに出向いた訳です。
そこで言われたのが、babyにダウン症の可能性があるというお話。
13週のスキャンをレディオグラファーから受け取って診て、babyの頚に浮腫らしきモノが見つかったというのです。
でも浮腫の大きさは異常と呼ばれるサイズとのボーダーラインのサイズだし、母体(私)の血液検査は模範的なパーフェクトレベルなので、多分大丈夫でしょう、と。
ただ35歳(当時)という年齢からすると否定もできない、と。
そこで、羊水検査を受けるかどうかという選択に迫られたのです。
羊水検査を受ければダウン症以外にも染色体異常があれば必ず分かります。
でも、羊水検査をする事によって、わずかな確率ではあるけれど流産してしまう可能性も出て来ます。
こんな話を淡々とされた訳ですが、冷静に聞ける訳もなく、私は涙を止める事に必死でした。
ですが、羊水検査を受けるのならば15週辺りじゃないとbabyが大きくなり過ぎて受けれなくなるので、そして小さな田舎町クイーンズタウンでは羊水検査は受けられず、車で2時間ほどのインバーカーギルの病院に予約を入れて出向かなければならないので、羊水検査を受けるかどうかは2〜3日中には決めなければならないと。
そして私達は羊水検査を受ける事に決めたのです。
結果がどうであれ、既に母性が芽生えている私には産む以外の選択肢は考えられませんでした。
もし羊水検査を受けずに不安なまま何ヶ月も妊婦生活を送るのは相当なストレスになるはずだ、というのがハニー様の意見。
もし羊水検査で何か異常が分かったとしても、それ以降の妊婦生活中に様々な情報を得て準備をする事ができる、というのが私の意見。
つまり、2人とも1番に思う理由は違えど、羊水検査を受けようという思いは同じだった訳です。
そして、babyを迎え入れたいという思いも同じだった訳です。
羊水検査を受けると決めてからは、もうとにかくポジティブに過ごしました。
スキャンであんなに元気な姿を見せてくれてたんだから大丈夫!、と。
頚に浮腫って、私達のbabyだもん、首周りが大きいだけだよ!、と。
そして、陽気な2人はショッピング気分で、P!NKを大熱唱しながら、インバーカーギルへ羊水検査を受けに行ったのでした
日曜日は母の日でしたね
日本の母にはネットで注文してロールケーキを、そしてオークランドのお義母さんにはレシピブックを送りましたよ
そして、何と私もハニー様から母の日ギフトを貰ってしまいました!
最近お腹が急激に大きくなり出して、持っているパンツ、もうレギンスなども含めてパジャマやジャージ以外窮屈になって来ていたのですが、ハニー様がマタニティー用のパンツを1着買ってくれました!
「苦しそうだから大きめのパンツ買ったら?仕事もしんどいだろうし。」と言われ2人でPumpkin Patchへ行ったのですが、気付いたらお会計を済ませてくれていて!
「オカーサン ダカラ。」と!
まぁ、何ともビックリ!
嬉しかったですね
さてさて、そんな私、妊娠が分かってすぐに不注意から食中毒を起こしてしまった訳ですが、その症状が治まってすぐに、今度はつわりが始まったのでした。
もう、それはそれはしんどくて、1日が本当に長かったです。。
最初の頃はちょっと気持ちが悪くなる程度。
”あ、コレがウワサのつわりか。へー、本当に気持ち悪くなるんだー。妊娠してるって感じー。”なんて軽く思っていたのですが、だんだんひどくなって行く訳です!
匂いに敏感になり出し、食べたいモノが減って行き、そして食べれるモノが減って行き、1番ひどい時には立ち上がる事すらできない状態になりました。
勿論仕事は休ませてもらって、ほぼ1日中ベッドでごろーん、もしくはソファでごろーんという状態でした。
やれる事がほとんどない状態で、常に気持ち悪く、家事も全てハニー様に任せていました。
空腹時が特に気持ち悪い訳で、というか、気持ちが悪いのが増して来ると、”あ、私お腹空いてるんだ。何か食べなきゃ。”という状態だったのですが、何を食べたいのか、何が食べれるのかが自分でも分からない状態で、毎日の様に泣いていました
何が食べれるのか色々考えるのですが、間違ったモノが頭に浮かぶと更に気持ちが悪くなったりして、もう本当に辛かった・・。
ただ、私は辛いけれど、babyは育ってるんだと、そう言い聞かせて耐えていました。
そして文句1つ言わず私が食べたいモノを作ってくれたハニー様にも本当に感謝しています。
つわりって、何か1つ”○○が食べたい!”というのがずっと続くのだと思っていましたが、私の場合はそうではありませんでした。
ほぼ日替わりだったのです。
そしてそれ以外のモノは全く食べれなかったのです。
しかも食べてる最中のみ気分が良くなり、食べ終わって30分もするとまた気持ち悪くなって。
本当にわがままでした・・。
最初のうちは冷やし中華がすごく食べたくなりました
その頃はまだ自分でキッチンに立てたので、毎食冷やし中華を作って食べていました。
ハニー様も冷やし中華は大好きなので喜んでいました。
「キョウ ツメタイ ラーメン? ヨーッシ!」と。
それから次に来たのはお好み焼き。
粉モノが無性に食べたくなり、1週間近くお好み焼きが続いたでしょうか。
でもその頃には私は色んな匂いにかなり敏感になって来ていて、キッチンには立てなくなっていました。
でも、お好み焼きはハニー様も作れるので一安心。
しかしその次にやって来たのは天ぷら!
ネットで作り方をサーチしてくれましたが上手く行かず、ハニー様断念。
そしてジャパレスに通う日々が続いた訳です。
私は更につわりがひどくなり数メートル歩くのがやっと。
そんな状態なのにジャパレスへ。
勿論パジャマで・・。
まるで病院から抜け出して来た重病患者の様でした
その次はメキシカンだったでしょうか。
タコスだったりトルティーヤだったり、そんなモノばかり食べていました。
コレもハニー様が作れるので、そしてハニー様も大好物なので大喜び!
メキシカンレストランにも行きましたが、レストランだと食べれないモノも一緒に付いて来たりするので、ハニー様が作ってくれたモノの方が私は嬉しかったな。
それからその次は・・。
もう”コレッ!”というのがなくなり・・。
本当に日替わり。
何が食べれるのかを考えるのが辛くなり、更に肉・魚は一切食べれないどころか、見るのもダメ、TVやスーパーの広告で見るのさえもダメになって行ったのです。
甘いモノも一切ダメ、それからフルーツもダメでした。
とにかくダメなモノばかり・・。
そして最終的に豆腐とトマトしか食べれなくなりました。
空腹時は気分が更に悪くなるというのに、豆腐とトマトだけ。
勿論豆腐とトマトだけで満腹になる事は無理で、本当に、本当に辛かった・・。
ただ運良くご飯がかろうじて食べられる状態だったので、毎食ご飯と豆腐を混ぜて、そこに醤油をかけて食べていました。
たまにゆかりをかけたりもして。
そしてトマトは常備。
常にカップにトマトを入れてベッドサイドに置いておき、いつでもつまめる状態に。
こんな状態が14週辺りまで続き、それから少しずつ治まって行った訳です。
まさか、自分がこんなひどいつわりを経験するなんて、という感じです。
でももっとひどい人も勿論いるでしょうし、出産直前まで続く人もいるんですよね。
だけど、何より大切なのは、babyは日々育って行っているという事。
辛かったけれど、貴重な経験ができたと思わなければいけませんね。